DeNA・ラミレス監督「このゲームが今年ベスト」逆転でG倒

試合に勝利し、笑顔でタッチを交わすDeNA タイラー・オースティン(中央)らDeNAナイン=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
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 「DeNA2-1巨人」(16日、横浜スタジアム)

 DeNAが逆転勝ちを収めた。ラミレス監督は「今のところ、このゲームが今年ベストだと思います」と喜びを爆発させた。

 七回まで互いに無得点の投手戦。八回、2番手のパットンが連打で一、三塁のピンチを招き、坂本に中堅へ犠飛を浴びて先制を許した。

 それでも直後の攻撃。先頭の佐野が大江から5試合連続となる20号同点ソロを右翼席へ運んだ。1死後、ロペスが中前打で出塁。戸柱は三振に倒れるが代走の乙坂が二盗に成功し得点圏に進んだ。ここで大和がビエイラから右翼線へ適時二塁打を放ち逆転に成功した。

 九回、三嶋は先頭の田中俊に右中間へ三塁打を運ばれた。絶体絶命の状況から大城、立岡、吉川尚を連続三振に仕留め、試合を締めた。

 指揮官は「まず佐野が5試合連続ホームラン。あの難しい状況、終盤のプレッシャーがかかる場面で」と同点アーチの4番を絶賛。「そしてロペスが2000安打に近づくヒット、乙坂の盗塁、大和の勝ち越し二塁打、さらに三嶋が先頭打者に三塁打を許したにも関わらず三者連続三振。これ以上ない試合だった」と苦しい状況をはね返し、チーム一体となっての勝利を喜んだ。

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