DeNA セ・リーグタイ9戦連続複数弾 ラミレス監督「素晴らしい記録」
「ヤクルト1-8DeNA」(13日、神宮球場)
看板の強力打線が、またも本領を発揮した。1-1の六回にDeNAは佐野の17号2ランで勝ち越し。続く七回には宮崎の14号3ラン、大和のキャリアハイとなる3号ソロが飛び出した。1試合3発でチームは9戦連続のマルチ弾。1968年の広島、77年の自軍の前身・大洋がマークしたセ・リーグ記録に並んだ。
決勝弾の佐野は「それだけすごい打線の中で打たせてもらっているので、僕は助けられながら打たせてもらっている」と納得の表情。77年に主軸を張った田代チーフ打撃コーチは「当時のことは全然覚えてない」と振り返りつつ「こういう記録が生まれたのもロペス、オースティン、ソトの状態が上がってきたからだと思う」と分析した。
スタメン野手8人のうち5人が2桁本塁打をマーク。チーム本塁打数もトップの巨人に2本差に迫る115本となった。「本当に素晴らしい記録。みんないいスイングをしているからこそ結果が出ている」とラミレス監督。波に乗り切れていない中、破壊力を示しての快勝に、指揮官の声も弾んだ。