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中京大中京・高橋、一転プロへ 慶大受験も吉報届かず世代No.1右腕が方針転換

 進路が注目されていた中京大中京(愛知)の最速154キロ右腕、高橋宏斗投手(3年)が6日、名古屋市内の同校で会見し、進学希望から一転、プロ志望届を提出することを表明した。進学先として希望していた慶大のAO入試で不合格となり、プロ入りへ方針転換。26日に開催されるドラフト会議では、複数球団による1位競合の可能性も出てきた。

 本音は心中穏やかではなかったはず。だが、それを一切見せない。会見場に姿を見せた高橋は「予定していた進路と異なる形になったが、プロ志望届を出すことにした。いずれはプロ野球選手になるという夢があったので、それに一歩でも早く近づければなと感じる」としっかり前を向いて話した。

 150キロを超える快速球に加え、カットボールやツーシームなど多彩な変化球と制球力を備える。エースとして昨秋の愛知県大会、東海大会、明治神宮大会で優勝。今夏の県独自大会も制し、甲子園交流試合を含め、チームを公式戦28戦全勝に導いた。

 高校生ながら、即戦力として各球団のドラフト1位候補に挙がっていたが、高橋自身は進学希望を表明。5歳上の兄・伶介さん(23)の母校でもある慶大の環境情報学部をAO入試で受験し、野球の競技人口減少の解消方法について研究することを希望していた。この日がその合格発表だった。残念ながら吉報は届かなかったが「もともと(進学とプロの)両方を考えていた。今は切り替えている」と方針を転換した。

 志望届は12日の提出期限までに出す予定。1位指名は確実の情勢だが「順位にこだわりはない」と12球団OKの姿勢も示した。世代ナンバーワン右腕の決断が、各球団のドラフト戦略を大きく動かすことになる。

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