巨人・原監督、マジック30も「阪神も勝ってるんでしょ(笑)」
「巨人5-4広島」(22日、東京ドーム)
巨人が今季3度目のサヨナラ勝ちで、両リーグ50勝一番乗り。原辰徳監督は平常心で戦えている選手たちをたたえた。巨人の優勝マジックは1つ減って「30」となった。
菅野は八回を投げ終え、勝ち投手の権利を得て降板したが、九回デラロサが同点打を浴び12勝目はならず。エースに勝ち星がつかず、不穏な空気が出始めたが、それでもその裏、2死三塁からこの日、無安打だった吉川尚が右前へサヨナラ打を放ち逆転勝ちした。
この回は21日に昇格したばかりの石川が代打で右前打を放って出塁。代走の若林はフランスアの一塁へのけん制悪送球を誘い三塁へ進塁した。若手が落ち着いてプレーしたことで、サヨナラ勝ちにつなげた。
デーゲームで阪神が勝利し原監督は「阪神も勝ってるんでしょ」と笑った。そして「地に足をつけた野球ができている。一戦一戦ですね」と自軍の選手をたたえた。