巨人・菅野「調子は良かったです」八回117球目に156キロ!今季最速更新
「巨人5-4広島」(22日、東京ドーム)
8回6安打3失点の好投を見せながらも、球団新記録の開幕投手からの12連勝は次回以降に持ち越しとなった巨人・菅野智之が試合後にこの日の投球を振り返った。
「調子自体は良かったです」と語ったように、直球の威力は回を重ねるごとに増した。七回、堂林に投じた107球目は154キロを計測。球場のファンからはどよめきが起きた。さらに八回の117球目には球場のスコアボードには156キロが表示され、今季の自己最速を更新した。
反省点に挙げたのは四回に長野に浴びた一時逆転の3ラン。「失点した回は甘くなってしまったことと、配球の面でも反省するべきところがあったのでしっかりと修正したい」と話した。
白星は逃したものの、記録への挑戦は継続される。「引き続き長いイニングを投げてチームの勝ちにつながるピッチングをしたい」と前を向き、吉川尚のサヨナラ打が出ると、満面の笑みでベンチを飛び出し、ヒーローの元に駆け寄った。