東洋大・村上4回70球降板も“今秋ドラフト対決”で中大・牧封じ

中央大戦に先発した東洋大・村上頌樹=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「東都大学野球、中大3-0東洋大」(22日、神宮球場)

 今秋ドラフト候補の東洋大・村上頌樹投手(4年・智弁学園)が雨でノーゲームとなった3年春の中大戦を含めて3度の開幕マウンドに上がったが、チームを勝利に導くことはできなかった。

 「すぐ腕が張ってきた感じ」と握力が低下し、直球が走ってこない。直球は140キロほどで普段とは約10キロ遅いスピード。「チームに迷惑をかける前に交代させてもらいました」と70球でベンチに下がった。

 それでも、緩急を交えた投球術で強打の中大打線を2安打1失点と意地を見せた。中大の4番・牧秀悟内野手(松本第一)との“ドラフト候補対決”では2打数無安打。「コースにしっかり投げて打ち損じを狙っていく」とスライダーでいずれも右飛に封じた。

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