ロッテ・井口監督「感覚が合わなかったのか…」新人浜屋打てず渋い顔

 「西武3-1ロッテ」(16日、メットライフドーム)

 ロッテは打線が振るわず、連敗で4カードぶりの負け越しが決まった。首位・ソフトバンクに1・5ゲーム差と広げられた。

 プロ初先発の新人左腕・浜屋に苦しめられた。直球に差し込まれ6回を4安打1得点でプロ初勝利を献上。井口監督は「初対戦で感覚が合わなかったのか、やられましたね」と渋い顔だ。右の大砲・井上が、15日の打席で左ふくらはぎに自打球を受けた影響で欠場したことも響いた。指揮官は「(井上の起用は)あした慎重に決めたい」と心配そうに話した。

 サウスポーが苦手なロッテ。「打線に左(打者)が多い。左ピッチャーにさされているイメージがある。もう少し考えないといけない」と指揮官。17日の西武戦の相手先発は、また左腕の内海で「メンバーを含めて考えたい」としっかりと対策を練る方針を示した。

 し烈な優勝争いを展開。9月に首位に立てば、70年(前後期制の1973~82年を除く)以来、50年ぶりだったがお預けだ。仕切り直して白星をつかみ取る。

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