巨人・原監督、同点許した中川を擁護「1点で抑えたというところが大したもん」
「中日2-2巨人」(10日、ナゴヤドーム)
延長10回引き分けに終わり、川上哲治氏を超える球団監督単独最多勝利となる1067勝目は次戦以降に持ち越しとなった巨人・原監督が、同点を許した中川を擁護。11日からのヤクルト3連戦に向けて前を向いた。
試合終了後にグラウンドでハイタッチを交わしたナイン。同点を許し、悔しい登板となった中川の後ろに並んだ原監督は左腕に声を掛け、最後は優しく肩をたたいた。「超されないところがすごいでしょ。2四球がね、本人の中では制球力というのが反省でしょうけど。2-1という中で1点で抑えたというところが大したもん」。今季もフル回転の活躍で、失点は7月25日以来という中川を擁護した。
甲子園、ナゴヤドームと続いた、ビジター2カードを4勝1敗1分けで終えた。11日からは本拠地に帰り、ヤクルト3連戦が待ち構える。「またねフラットな状態でいきますよ」と気持ちを新たにした原監督は次なる戦いを見据えていた。