巨人・原監督 虎を圧倒!鬼采配で40勝一番乗り 12日にも優勝M「39」点灯

 「阪神2-3巨人」(7日、甲子園球場)

 巨人は1点差での逃げ切り勝ちも、走塁や選手起用で阪神を圧倒した。敵地・甲子園で連勝して勝ち越し。原監督は「最後はしっかり粘ったというところで勝ったということでしょう」と安どした。

 原監督の攻めの采配が的中し、試合を優位に進めた。1点リードの四回1死二、三塁。大城の浅い中飛で三走・岡本が本塁へ突入。俊足ではない主砲の全力疾走で貴重な1点をもぎ取った。「よく行きました」と原監督は後藤三塁コーチと岡本を評価。三回、本塁へ悪送球した近本の心理面を突いた頭脳的な1点をもぎ取った。

 七回の継投では勝負に徹する鬼采配。2死一、三塁。大竹がボーアへの3球目に右翼ポール際へ特大飛球を打たれて肝を冷やすと、すかさず大江にスイッチ。助っ人に三塁適時内野安打を許す形となったが、続く梅野を空振り三振に仕留めて最少失点で切り抜けた。「あそこは勝負イニングだ。勇気が入りましたが、不思議じゃないでしょ」とサラリと言ってのけた。

 両リーグ40勝一番乗りで、2位に今季最大8差をつけた。最短で12日にも優勝マジック「39」が点灯する。カード勝ち越しに「悪くはないですね」と原監督。ライバルチームに巨人軍の強さを見せつけた。

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