巨人原監督 ロッテ移籍の沢村を電話で激励「俺は味方。応援してるぜ!」

 巨人の原辰徳監督(62)は7日、甲子園球場での阪神戦を前に沢村拓一投手とロッテ・香月一也内野手との交換トレードが決まり、沢村との思い出を語った。

 沢村は10年度のドラフト1位で入団し、11勝11敗、防御率2・03の好成績で新人王を獲得。抑えに転向した15年には36セーブ、16年には37セーブを挙げセーブ王に輝いた。

 沢村を入団時から知る指揮官は先発とリリーフの転向を繰り返して能力を引き出した。「沢村という選手は私にとっても非常に思い出深い、素晴らしい選手でした。環境が変わってステップ材料とするように。求められたところが、彼にとって素晴らしいことですから」。

 トレードが正式決定した本日も電話で話し合ったという。「同じ野球界にいるという部分においては、『俺は味方だ』と。『応援してるぜ!』というところで送り出しました」。沢村は「分かりました」と話していたという。

 沢村の現状を思ってトレードを後押しし、「選手、コーチ、教え子という立場の中で、一番話した人かもしれないね。よく話をした。笑ったり、時には涙を流したりね。思い出はありますよ。ロッテという球団にいって、飛躍することを願います」とうなずいた。

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