オリックス3連敗借金20 中嶋監督代行「どうやったらホームランを防げるのか」
「楽天6-5オリックス」(5日、楽天生命パーク宮城)
オリックスは九回2死一、二塁から代打・T-岡田の右中間二塁打で1点差まで迫るが、届かず。3連敗で借金はワースト20となった。
中嶋聡監督代行は「あそこまではいくんですけど。いやあ…悔しいですね。あそこまではいくんですけどね。なにが足りないのか考えないと」と悔しさをあらわにした。
この試合では7試合ぶりに好調の吉田正を3番に戻し、4番にジョーンズを入れるオーダーで臨んだ。二回には3連打に相手の野選などもあり3得点で一気に逆転するなどつながりを見せたが、そこから九回まで無得点に終わった。
「どうやったら点が取れるかなというのを考えていますけど、一番相手が嫌がることを。どうやれば機能するのかなと。まあまあね、生かし切れないんで。まだまだ足りないのかなと思います。考え方が甘いのかなと思います。明日勝てるように、考えます」
打てない打線もそうだが、この3連敗はいずれも痛い場面での一発にやられている。この試合では先発の山崎福が三回に1死二塁から前の打席で本塁打を打たれている田中を四球で塁を埋めて浅村に逆転3ランを浴びた。田中には五回にもこの試合2本目となる一発を浴びた。
「結局、タイムリーは打たれてない。ホームランなんです。ずっとそうなんですけど、そういうところがまだまだだったのかなと。どうやったらホームランを防げるのか。こっちも考えないといけない。きょうに限っていえばキャッチャーも頑張ってボール球を放ろうとかいろんなことを考えてやった中での逆球だったり。まあ、(山崎は)ずっといいピッチングしてたんですけどね。こういうこともあるとは思いますけど。次につなげてほしいですし。反省してほしいですね」
中嶋監督代行は就任から14試合で5勝8敗1分けとなった。