オリックス自力CS消滅 吉田正が22戦連続安打でイチローに王手
「楽天4-3オリックス」(4日、楽天生命パーク宮城)
オリックスは1点を追う九回は2死一、二塁まで攻めたが最後はT-岡田が空振り三振で試合終了。借金は今季ワーストタイの19と膨らみ、今季66試合目で早くも自力でのCS進出の可能性が消えた。
初回は吉田正が則本昂から先制適時打で22試合連続安打を記録。球団記録でパ・リーグ記録でもある長池徳二(1971年、当時阪急)の32試合は遠いがイチローの23試合にはあと1試合と迫った。
「なんとか粘っていこうと思っていました。いい投手から先に点を取れて良かった」
幸先の良いスタートだったが、山岡が粘れず。打線もプロ初の5番に起用した福田の犠飛などで得点するが、則本昂が三回でまさかの降板のあと、小刻みリレーの前に9安打で3点と攻めきれなかった。
就任13試合目の中嶋監督代行は「これはついたり消えたりするものなので。勝っていけばチャンスはあると思うし、ゼロにならない限り、終わりまでは絶対に諦めませんし、勝っていくだけです」と必死に前を向いた。