ソフトバンク・石川が4回5失点 8月好調もまさかの乱調

 「ソフトバンク-日本ハム」(30日、ペイペイドーム)

 今月の月間MVP最有力だった右腕がまさかの乱調だった。ソフトバンクの石川柊太投手が4回5失点で降板した。

 初回、1死二塁から日本ハム3番の西川に先制二塁打を許すと、その後2死満塁から7番平沼に押し出し死球を与えて2点目。さらに続く清水に右前2点適時打を浴びて、立ち上がりから一挙4点を失った。 味方打線がその裏に柳田に20号2ランなどで3点を返したが、石川は二回表にも近藤に適時打二塁打を許して5点目を奪われた。

 だが、石川は18年8月7日のロッテ戦から自身11連勝中の「負けない右腕」だ。その勝ち運はやはり生きていた。

 三回裏、ソフトバンクはグラシアルの適時打と栗原の犠飛で同点。さらに四回には中村晃外野手に4号2ランが飛び出して、ソフトバンクが7対5と試合をひっくり返した。

 石川は五回表のマウンドには上がらずに勝利投手の権利は得られなかったが、黒星も免れた。とはいえ先発の役目を果たせなかった右腕は「初回からリズムが悪く、守っている時間が長くなってしまい野手の皆さんに申し訳ないです。投球に関しては反省するところしかありません。次の登板までにしっかり調整しないといけない」と猛省した。

 石川は登板前まで、8月は3試合に登板して3勝0敗。20回2/3を投げて1失点も自責0で防御率0.00だった。

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