開幕8連勝中の楽天・涌井 7回2失点、リード許して降板

2回、ロッテ・藤岡(左)に先制ソロを浴びた楽天先発の涌井=楽天生命パーク
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 「楽天-ロッテ」(26日、楽天生命パーク宮城)

 開幕8連勝中の楽天先発の涌井は7回3安打2失点。今季2戦2勝と得意にしていたロッテを相手に好投したが、味方の援護のないまま劣勢の展開で降板した。開幕9連勝はお預け。試合がこのまま終了すれば今季初黒星がつく。

 涌井は立ち上がりの2死満塁のピンチをしのいだが、悔やまれるのは二回だ。先頭の藤岡に内角の141キロの直球を右翼ラッキーゾーンに飛び込む先制弾を浴び、さらに2死から福田秀に高めに浮いたカーブを右翼席に運ばれた。

 失点はこの2本塁打による2点のみ。三回以降七回まで無安打に抑える力投。116球、9奪三振だった。

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