巨人・菅野が開幕9連勝&満塁走者一掃打!球団82年ぶりの偉業達成

 開幕9連勝で星の首飾りをかけ会心の笑みを浮かべる巨人・菅野智之=神宮球場(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト4-8巨人」(25日、神宮球場)

 まさに、“菅野劇場”だった。巨人・菅野智之投手が投打で活躍。7回5安打2失点の好投で、無傷の開幕9連勝を飾った。チームの連敗も3で止まった。

 無傷の9連勝は球団では66年に13連勝した堀内恒夫以来54年ぶり。開幕投手の9連勝となれば38年のスタルヒン以来82年ぶり2人目の偉業達成となった。

 過去1勝6敗と相性の悪い神宮球場で、初回に2失点。先頭坂口の安打からいきなり3連打を浴び、不穏な空気が漂った。

 だが、二回以降は本来の菅野に戻った。二回から七回まで許した安打は1本で、四死球はトータル0。初回に適時打を浴びた青木、雄平にもやり返し、スコアボードに0を並べた。

 勝負を決めたのも菅野のバットだった。七回、大城の適時打で1点を勝ち越し、なお2死満塁で左中間へ走者一掃の3点二塁打。塁上でド派手にガッツポーズを繰り出した。

 打線は不振だった坂本が10号ソロを含む3安打。松原、ウィーラーも猛打賞と活気を取り戻し、18安打で8点を奪った。

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