登板211試合目でプロ初先発の西武・平井、5回0封 勝利投手の権利持ち降板

先発し力投する西武・平井=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
西武先発の平井
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 「オリックス-西武」(20日、京セラドーム大阪)

 プロ初先発となった西武・平井が5回55球を投げ、2安打無失点5奪三振と好投。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 昨季はリーグ記録となる81試合、今季も既に23試合に登板している平井。過去210試合に登板しているが、全てリリーフだ。

 初回、1点の援護をもらって、まっさらなマウンドに初めて上がった平井は先頭・福田に内野安打を許したが、二盗を狙った福田を捕手の松井が阻止。2番の吉田正に四球を与えたが、続くT-岡田をフルカウントから三振、さらにスタートを切っていた吉田正を再び松井が刺して初回を失点で立ち上がった。

 これで波に乗ると二、三、四回を三者凡退に仕留めると、五回は先頭のジョーンズに二塁打を許したものの、落ち着いて後続を打ち取り、初先発のマウンドで見事な仕事を果たした。

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