日本ハム守乱…栗山監督600勝お預け 4点リード守れず指揮官「こっちの責任」
「ロッテ8-6日本ハム」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
負の連鎖が止まらなかった。最大4点あったリードもひっくり返され、日本ハムが痛恨の逆転負け。栗山監督の通算600勝のかかった一戦だったが、後味の悪い結果が待っていた。
中盤から一気に雲行きが怪しくなった。「丁寧に集中して投げなければいけなかった」。先発の河野は五回に田村、福田秀、マーティンに本塁打を浴び1点差に詰め寄られて降板。六回には井口が同点とされた。
流れを断つべく七回のマウンドには金子を送ったが、今度は守備が乱れた。先頭のマーティンの平凡な一塁へのゴロを清宮が後逸。1死一、三塁からは清田の三ゴロで併殺を狙った横尾が二塁へ悪送球し、勝ち越しを許した。守りから失った流れを取り戻せなかった。
栗山監督は「しっかりやります。誰が悪いとかはない。こっちの責任」と選手をかばったが、3位浮上を逃し、どんよりと重苦しい空気が漂った。