「ソフトバンク－オリックス」（１１日、ペイペイドーム）

　滞空時間の長い一発だった。

　ソフトバンクの柳田悠岐外野手が二回に、オリックス山本から右中間へ１３号２ラン本塁打を放った。

　この回、２死走者なしから１番周東が右前打で出塁。２番柳田の２球目に盗塁成功して、２死二塁とした。そしてカウント２ボール１ストライクからの４球目、甘い１５２キロの直球を柳田が見逃すはずがなかった。

　甲高い衝突音と共に高く舞い上がった打球は右中間最深部のホームランテラスへ着弾。マウンド上の山本は呆然と打球を見つめるしかなかった。

ソフトバンクはこの一発で５対０と大量リード。エース千賀へ力強い援護点を送った。