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智弁和歌山が優勝 プロ注目・小林樹が最速152キロ、3者連続空振りKフィニッシュ

 「高校野球和歌山大会・決勝、智弁和歌山10ー1初芝橋本」(6日、紀三井寺公園野球場)

 和歌山大会決勝が行われ、智弁和歌山が10ー1で初芝橋本を下し、「夏の公式戦」では4年連続25度目の優勝を果たした。九回には今秋ドラフト候補の智弁和歌山・小林樹斗投手(3年)が3者連続三振で自己最速の152キロを記録するなど圧巻のフィニッシュ。プロ7球団のスカウトが視察した中、阪神・和田豊TA(57)も大絶賛だった。奈良の決勝は甲子園交流試合に出場する天理が奈良大付に競り勝ち、新潟では中越が日本文理を破って頂点に立った。

 智弁和歌山の力強さを象徴するフィニッシュだ。九回、先頭から2者連続で空振り三振を奪うと、小林樹のハートがさらに熱を帯びる。「最後だったので、相手も4番だったので真っすぐでいこうと」。初球で自己最速を1キロ更新する152キロを出し、オール直球の7球はすべて150キロ超え。最後も空を切らせて“有終の美”を飾った。

 「全力で、今までやってきたことをすべて出し切るくらいの気持ちでやりました。勝てたことが何よりうれしい。今日は最後の打者に全力でいきました」

 今大会は投げるたびに成長を感じさせた。大会前は148キロだった自己最速を4キロ更新。もちろん「(中谷監督から)配球面とか試合の中で打者の見方、反応の仕方とか、その場その場で教えていただけた」と振り返るように、球速だけが持ち味ではない。2死までを変化球で三振に仕留めたように、打者との冷静な駆け引きも武器だ。

 中身も伴う投球に、阪神・和田TAは「素晴らしい。あれだけ腕を振ってコントロールできている。(ドラフト上位で消える)ピッチャーだと思う。いいものを見た」と大絶賛だ。残るは17日の甲子園交流試合・尽誠学園戦。「甲子園でできる最後なので、何が何でも勝てるように準備したい」。充実の紀州の剛腕に、全国の注目が集まる。

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