巨人・原監督 4勝目も八回途中降板の戸郷へ寄せる高い期待「これを糧にして」

笑顔でガッツポーズする巨人・戸郷翔征=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神1-4巨人」(5日、甲子園球場)

 巨人・戸郷翔征投手が7回0/3を4安打1失点と好投し、4勝目を挙げた。

 阪神・藤浪との投げ合い。立ち上がりは快速球で巨人打線を抑えてきた虎の右腕に対し、戸郷も初回から安定した投球で阪神打線に得点を許さなかった。これまでの投球は七回2死までが最長だったが、自己最長八回途中まで投げてプロ入り最多の10三振を奪う快投で応えた。

 甲子園のマウンドは、2017年の宮崎・聖心ウルスラ高校2年の夏以来。「いつ立っても緊張するマウンド」と言いつつも打線の援護を受け「野手の皆さんに打っていただいて助けられた試合。もっともっと自分の力が発揮できるようにやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

 八回には無死から木浪、植田に連打を浴びて無念の降板。将来の巨人を支えるエース候補として期待する原監督は「八回1アウトでも取ってくれるとリリーフは非常に楽になるんですけども、まだスタートしたばかりですので、いろんなことを糧にして、また次に超えてくれると思います」と20歳右腕のさらなる成長を願った。

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