北野・長曽我部、悔しさを糧に…プロを目指す偏差値76エース

 「高校野球大阪大会・4回戦、興国2-0北野」(4日、豊中ローズ球場)

 偏差値76と大阪屈指の進学校・北野にプロ野球選手を目指す左腕エースがいた。長曽我部健太郎投手(3年)は8回2失点、毎回の12奪三振と自身も満足の投球。それでも勝利には結びつかず涙を流した。

 「これまでで内容的には一番いいピッチングができたなと思う。でも勝ちきれなかったのは悔しい」

 コロナ禍でも野球の練習は欠かさなかった。小学校3年生の冬から同じチームで戦い続けた有方智紀捕手(3年)と公園でほぼ毎日キャッチボール。この日、相手を翻弄(ほんろう)したチェンジアップは自粛期間中に習得したものだった。

 多くの文化人や政界人を輩出している名門校。第一志望は筑波大。ただ大学進学を経て目指すのは、プロ野球の舞台だ。「この悔しさを糧にして次のステップで悔しさを晴らせるように努力したいです」と力を込めた。

 大学でさらなるレベルアップを誓う長曽我部。この日の悔し涙は無駄にはしない。必ずプロの世界で羽ばたいてみせる。

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