東京六大学野球連盟は3日、都内で常務理事会を開いて8月10日開幕の春季リーグ戦を有観客で開催することを発表した。同連盟・内藤雅之事務局長は「(密にならないように)ゆったり座っていただくということで定員の10分の1と考えました」と、約3万人収容の神宮球場には上限3000人と設定。入場券があれば、NPBスカウトも人数制限なく視察可能となる。
観客とは別に控え部員のスタンド観戦は認められたが、各校の応援団は入場できない。代わりに試合前や七回などにエール交換として各校の応援動画を球場スクリーンで流す方針。また、加盟6校のベンチ入りメンバーは試合会場へバスでの移動に統一された。