ソフトバンク・石川が1安打完封 工藤監督も絶賛「100点」
「ソフトバンク4-0西武」(1日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの石川柊太投手がプロ初完投初完封で開幕4連勝を飾った。
工藤監督も「100点」と評したわずか1安打での完封劇だ。許したのは六回1死からスパンジェンバーグに浴びた右前打のみだった。奪った三振13個も自己最多だ。強力打線を相手に三塁すら踏ませなかった。
「立ち上がりからストレートが良かったし、カーブがいい感じで使えて、フォークも良かった。全体的に良かったけど、フォークが良かったかなと思います」。七回は3番からの好打順で3者連続三振の快投。3番山川と4番外崎からはフォークを決め球に空振りを奪い、5番中村は146キロの直球でバットに空を切らせた。
投げるボールも良かったが、テンポも持ち味だ。試合時間2時間21分は、やはり石川が先発をした7月12日の楽天戦の2時間28分を7分縮めた今季最短だった。