西武は30日、自律神経失調症を患い、契約保留選手となっていた多和田真三郎投手(27)と支配下選手契約を結んだと発表した。球団を通じ「家族の支えがあって、ここまで来ることができた。これからは家族のため、そして球団のため、一生懸命、責任を持って頑張る」とコメントした。
2018年に16勝を挙げて最多勝に輝いた多和田は昨季は1勝6敗と苦しみ、昨年9月から治療に努めていた。渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)は「心身共にチームに合流しても大丈夫と主治医の診断書もいただき、本人と話をした」と経緯を説明。「今後戦力になってもらいたい」と今季中の1軍登板に期待を寄せた。