早実・清宮福太郎は4番で2安打 3回戦へ進出

初回、右前打を放つ早実・清宮
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 「高校野球西東京大会・2回戦、早実5-0八王子実践」(28日、市営立川球場)

 日本ハム・清宮幸太郎の弟である早実・清宮福太郎外野手(2年)が「4番・左翼」でスタメン出場。4打数2安打で、五回の守備では2死二、三塁の場面でフェンス際の打球を好捕。チームは先発の田和廉(2年)が5安打で完封勝利を挙げ、3回戦へ駒を進めた。

 清宮は初回、プロ注目の八王子実践の先発・後藤結人(3年)から右翼手と二塁手の間に落ちるポテンヒット。七回にも同じような打球を放ち、右前打。送球が逸れた間に三塁まで進み、その後、5点目のホームを踏んだ。

 終始雨が降りしきる中での一戦。早実の先発・田和は「腕の角度を少し上に変えた」と普段はスリークォーターからの投球をオーバースロー気味に修正。雨を見据えた対策で公式戦初完封をたぐり寄せた。和泉実監督(58)も「粘り強くやってくれた」と目を細めた。

 次戦は30日、府中市民球場で八王子桑志・山崎VS府中西の勝者と対戦する。

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