巨人・原監督 丸2犠打で敵地がどよめく仰天采配も冷静「そうですね」「3タテは珍しい」

1回、2ランを放った大城(24)を迎える巨人・原監督=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-9巨人」(16日、マツダスタジアム)

 巨人が先制、中押し、ダメ押しと3発の本塁打で広島投手陣を粉砕。敵地マツダスタジアムでは11年8月5~7日以来、9年ぶりの3連勝を飾った。

 3戦で28得点と打線が爆発。原辰徳監督(61)は天敵カープの同一カード3連勝に、「久しぶりじゃない?」と報道陣に逆質問した。

 最後まで、攻めの姿勢を崩さなかった。打率・227と本調子ではない丸が六回1死一塁、そして九回無死一、二塁で送りバントを決め、好機を拡大。岡本の一発、代打・石川の2点適時打を呼び込み、広島を突き放した。

 丸の1試合2犠打はプロ入り初。かつて丸がプレーしていたマツダスタジアムもどよめく仰天采配も、原監督にとっては当然の策だ。しっかり決めた背番号8に拍手を送り、試合後はバントの話題に「そうですね」とうなずいた。

 マツダでの3連勝は9年ぶりと聞かされると、両手を拝むポーズで喜んだ。「3タテというのは珍しいなあ。先制、中押し、ダメ押しとよかったと思います」と大喜びせず冷静に振り返っていた。

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