ヤクルト・石川の40代初勝利またも幻に… 高津監督「石川に勝たせたかった」

9回、近藤を迎えるヤクルト・石川(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト5-6巨人」(26日、神宮球場)

 ヤクルトは、首位・巨人相手に逆転負けで連勝がストップした。エース石川雅規投手(40)の快投が光り、野手も懸命に援護したが、リリーフ陣が強力巨人打線を止めることができず、石川の球団生え抜き初の40代星まで、あと2死のところで消滅した。

 試合後の高津監督は「さすがだなという。低めに投げたり、タイミングをずらしたり…。石川に勝たせたかったなというのが正直なところです」と無念さを押し殺した。開幕から2試合続けて好投を続けている石川が、またしても勝てなかった。

 4点差あったリードも、ジワリジワリと詰め寄られる。七、八回を梅野-中澤-マクガフとつないだが、巨人打線を止められず1点差に。八回から守護神・石山を投入する形となった。八回のピンチでは大城を空振り三振に打ち取ったが、イニングまたぎで向かった九回のマウンドでは重信に逆転2ランを被弾。最後は近藤が併殺打に打ち取ったが、6回5安打1失点と好投した石川の勝利投手権利は消えた。

 試合序盤から今季初白星を狙う石川の粘投が光った。二回には先頭の陽に先制弾を献上するが、その後は落ち着いて打ち取っていく。三回以降は得点圏に走者を許すことなく、本拠地マウンドを牛耳った。

 仲間みんなが背中を押した。守備では山田哲や山崎が好守で魅せ、石川をもり立てた。左翼・青木は声を出し続け、女房役の嶋はマウンドに声をかけ続けた。思いが得点へと変わる。六回だ。山田哲が「石川さんがいいピッチングをしていたので、なんとかしたい気持ちがあった」と逆転2ランを放つと、雄平は四球、山崎が右前適時打で続いた。そして嶋にも移籍後初適時打が生まれ、菅野から5点をもぎ取っていた。

 だが逆転に次ぐ、逆転で最後は惜敗。開幕戦に続き2試合続けてリリーフ陣が粘れず、石川の勝利権利を消す結果になった。これで連勝はストップ。神宮に無念さが充満した。

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