ヤクルトの衣笠剛球団社長は24日、東京都内で行われたヤクルト本社の株主総会後に取材に応じ、今年2月11日に亡くなった野村克也元監督の追悼試合について「できる限り今季中に実行したい。神宮球場での阪神戦になる」と見通しを語った。当初は3月22日の本拠地、神宮球場での阪神戦で行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた。
株主総会では球団の現状への質問も出た。開幕延期で試合数が120に減り、開幕から15試合続く本拠地での主催試合は無観客開催となった。衣笠球団社長は「今は経費ばかりが出ていっている状態。どれくらいの赤字幅になるかは全く計算ができていない」と話した。