実況放送の声、ベンチに聞こえる 神宮球場のヤクルト-中日戦
21日に神宮球場で行われた無観客試合のヤクルト-中日3回戦で放送席の実況の声がベンチまで聞こえたと指摘されたことを受け、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は22日、セ、パ両リーグから各放送局へ文書で配慮を求めることを明らかにした。
21日の試合で中日の与田剛監督が、実況の声で捕手が構えたコースなどが伝わったと審判員に指摘した。両リーグからの文書では、グラウンドまで実況の声が届かないように要望するという。神宮球場の担当者は、放送席に透明なシートを張り、声が届きにくくするようにするとしている。