龍谷大平安・原田監督 3年生に花道 複数の強豪校に練習試合を打診 部員へ思い語る

 龍谷大平安の原田英彦監督(60)が1日、京都市内の同校の講堂で、夏の甲子園中止決定後初めて集まった全100人の部員に向け、約20分間にわたる熱いメッセージを送った。京都府高野連が開催予定の代替大会には3年生中心で挑むだけでなく、3年生のために強豪校との練習試合も組んでいく考えを明かした。国士舘は東京都の代替大会に3年生だけで挑む方針を確認。長田は約2カ月ぶりに練習を再開した。

 京都府高野連が7月に開催する代替大会だけでは足りない。原田監督は既に可能な範囲で複数の強豪校に練習試合を打診。「僕は僕なりに強豪と戦わせたい、真剣に勝負させる機会を作ってやりたいと思って動きました」。3年生のための“花道”を用意する。

 「何とか3年生にいい形で試合をさせてやりたいと思っているので。実際に一つ、二つ、三つ決まっています。すべて3年生で戦わせてほしいと相手にも言いました。強豪です」

 現状、代替大会まで最大でも5試合の練習試合を検討。昨秋の神宮大会王者・中京大中京との対戦も組む方向だ。「1年生、2年生は抜きで、3年生だけでと思っています」と思いを明かした。

 代替大会についても3年生中心で挑む考えだが、33人いるため「すべてはベンチに入れないと思います」と話す。講堂での熱弁の中では「(最後に)カッコええ自分を見せてほしい。そのために一生懸命練習してほしい」と語り掛けた。球児が完全燃焼できるよう、舞台を整えていく。

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