青島健太氏 夏の甲子園中止検討に「どうしようもないが…」「負けさせてあげることも大事」

 元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏が20日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」に出演。この日、開催可否が発表されるとみられる夏の甲子園(8月10日開幕予定)について言及した。

 青島氏は「かつての高校球児。こんなところで感情論を出してはいけないが、何が何でもやってもらいたいというのは野球選手としての本音」としたが、ただ、移動や宿泊の観点などから「危険を考えると、やりたいけど、どうしようもないという方向性が現実濃厚なのかと、悔しいけど、そういう思いあります」と語った。

 一方で球児の心情を思いやり、「ほとんどの子たちは負けてしまうが、やっぱり成長を感じたいというのが野球少年たちの声。感情的な言い方ですが、選手たちを負けさせてあげることが大事。しっかり負けて、ここで終わったんだと体感して次のステージにいく。そのケジメをつけてあげられないのは、申し訳ないし、かわいそうだと思う」と述べた。

 この日、高野連は運営委員会で開催可否を協議。18時から結論を発表するとしている。

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