高校野球春季大会全国すべて中止 3年生は夏の地方大会残すのみ

 青森県高野連は20日、今春の青森大会と23日に予定していた定例理事会の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、これで全国47都道府県全てにおいて春季大会(準決勝以降から打ち切りの沖縄県を含む)の中止が決定した。各大会の上位校で争われる地区大会も全9地区で中止が決まっており、今年の3年生にとっては今夏の地方大会が最後の公式戦の場となる。

 今春センバツが史上初の中止となる前に、3月6日の時点で春季四国大会と春季愛媛大会が開催を断念した。同11日にセンバツの中止が決まった際、日本高野連・小倉好正事務局長(61)は各地方の春季大会開催の可否判断について「都道府県連盟の判断でお願いしたい」と言及。以降もコロナ禍は収まらず各大会の中止が相次ぎ、19日までに開催可否を未定としていたのは青森大会のみだった。

 緊急事態宣言の全国への拡大を受け、ほとんどの高校が休校で部活動も活動停止となっている。今夏の地方大会に向けても不透明な状況が続く中、日本高野連は新型コロナウイルス感染拡大防止策を含めた開催要項を作成中。5月20日に延期された第2回選手権運営委員会で審議する予定となっている。

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