上原浩治氏、伝説の悔し涙を語る ペタジーニ敬遠「ホンマに勝負したかった」
プロ野球・巨人や大リーグで投手として活躍した上原浩治氏が5日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に出演し、伝説の「悔し涙」について語った。
上原氏はルーキーイヤーの1999年10月5日、当時、同僚の松井秀喜外野手と熾烈(しれつ)な本塁打王争いを繰り広げていたペタジーニが在籍していたヤクルトとの試合に登板。ベンチからのペタジーニ敬遠の指示に従った上原氏だったが、マウンドを蹴り、悔し涙を流した。
上原氏は「ホンマに勝負したかったですね。それまでペタジーニとの対戦が13(打数)の0(安打)だったんですよ。1本もヒット打たれてない」と、対ペタジーニの実績を訴え、「1打席目2打席目勝負しましたし。ホントは1打席目から敬遠のサインがあったんですけど、勝負させてもらって。敬遠する場面じゃないじゃないですか。5対0で勝ってて、もうランナーもいない終盤、なんなんだろうなという感じで」と、当時の状況や心境を説明した。
もっとも、マウンドを蹴った行為については「ホントにすいません。アレは後悔してます」と反省していた。