ソフトバンク・ムーアが5回2安打無失点6K G打線を圧倒
「オープン戦、ソフトバンク10-2巨人」(10日、福岡ペイペイドーム)
ソフトバンクの新外国人左腕、マット・ムーア投手がまた無失点投球と好投した。
オープン戦3試合目の登板となったこの日も150キロ超の直球と130キロ前後のカーブを主体に巨人打線を封じ込めた。「初回は球数が少なく、リズムに乗って行けた」。立ち上がりはわずか6球で3アウトを奪い、チームに流れを呼び込んだ。攻撃陣がそれに応えて一回裏に大量5点の援護。その後もほぼ危なげない投球を見せた。
5回2安打無失点。6奪三振を数えた中で、球数は65球に抑えた。与えた四死球は2つ。剛腕タイプでありながら制球力もよく、安定感は抜群だ。
「結果は気にしていない。今日は長い回を投げられたのが良かった」
来日後、計8回2/3を投げて無失点を継続している。メジャーで3度のシーズン2桁勝利を挙げた実績を持つ左腕の実力はホンモノだ。