日本野球機構（ＮＰＢ）と日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）が合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第１回会議が３日、都内で開かれた。

　日本プロフェッショナル野球組織の斉藤惇コミッショナーやＪリーグの村井満チェアマンをはじめ、ＮＰＢの１２球団の代表者やＪリーグ特命理事らが参加。他団体からはラグビートップリーグの太田治チェアマンも姿を見せた。

　座長を務めた賀来満夫東北医科歯科大学感染症学特任教授は「観客を守り、同時に選手、そして選手を支援する方をどう守っていくのか。どういう課題、問題があるのかというところを話し合いをした」と振り返り「いろんなことを伺って、意見交換をさせてもらった。とても意義があったと思っている」と話した。

　次回の会議は９日に行われ、公式戦の開催について討議を行うという。会議を経て、まとめられた意見書をもとにＮＰＢ、Ｊリーグが独自で、今後の措置を判断する。