ノムさん本葬を延期 新型コロナ感染拡大で…克則氏「シーズンオフに」

 3月16日に予定されていた元南海(現ソフトバンク)、ヤクルト、阪神、楽天監督の故野村克也さんの本葬儀が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されることが27日、決まった。代替日は未定。息子で喪主を務める楽天・野村克則作戦コーチは「またシーズンオフに日程を考えてやりたい」と話した。

 野村さんは2月11日に虚血性心不全のために84歳で死去。葬儀・告別式は近親者で執り行い、プロ野球の今季開幕前に一般会葬者も参列できる本葬儀を東京の青山葬儀所で執り行う予定だった。球界内外や一般から多くの参列者が集うことが予想される中、感染拡大に歯止めがかからない現状を鑑みての決定となった。

 野村さんの死去翌日の12日に、キャンプ地の沖縄から野村氏の自宅に弔問に訪れていたヤクルト・高津監督は「しょうがない部分だったと思いますし…としか言いようがないですね。でも、いつかまたあるんでしょうから」と話した。

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