日本ハム中田 今年は「レベチ」キャリアハイ約束「打球が勝手に飛んでいく」

 完成した“レベチ”ボディーで悲願獲りへ-。日本ハムの中田翔内野手(31)が25日、今季のキャリアハイ更新を予感させる活躍に自信を見せた。4年ぶりのV奪回に向け励んだオフの肉体改造が奏功。春季キャンプを終えた主砲には、かつてない感覚がある。

 プロ13年目のシーズン。安住は選ばなかった。「結構不安な部分もあった」というがオフは練習メニューの改革を断行。下半身を中心にウエートトレの量を倍増するなど徹底的に鍛えた。無駄な肉をそぎ落とし、6キロ減の体重104キロの引き締まった体でキャンプインすると、初日からその効果を実感した。

 フリーバッティングでの打撃の感覚、打球の伸びが「レベチ」と言い切った中田。「レベルが違いすぎる」という15年のギャル流行語で、キャンプを終えた率直な感想を表した。「瞬発的な一気の出力が出せる。昔みたいに馬鹿みたいにバットを振らなくても打球が勝手に飛んで行く」。7割の力の入れ具合でさえ、「(去年の打球)以上飛んでいる」という。

 自己最多の30本塁打は15年、110打点で打点王に輝いたのは16年だが、「ここ4、5年で一番状態が良い」と胸を張る。「良い結果を残してチームの優勝、日本一に導きたい」。かつての自分を超える。

※レベチ「レベルが違いすぎる」という15年のギャル流行語。類語には「ダンチ」=「段違い」の略も

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