オリックス・吉田正、山岡から豪快2ラン「1球で仕留められた」

 「オリックス紅白戦、白組6-6紅組」(21日、SOKKENスタジアム)

 紅組の3番に入った吉田正尚外野手が初回1死一塁の場面で山岡の141キロを右翼スタンドへ運ぶ2ランを放った。

 「しっかり甘い球を1球で仕留められた。シート打撃でも引っ張れていなかったので速い球に自分のスイングを掛けられていったのは良かった」

 今キャンプでは進化を求めて打撃フォームの改良に着手。序盤には「打球が飛ばない」とこぼすこともあったが、いよいよ調子を上げてきた。

 「打席に入ったら無になれるようにしている。投手の対決だけに集中しています」

 今季は新外国人アダム・ジョーンズが加入し3番・吉田正、4番・ジョーンズの打線を組むことになる。

 「走者をかえすだけじゃなく、塁に出ることも含めて考えていく。ビッグイニングをつくれるように2つの役割を果たしていきたい」

 そんな主砲に西村徳文監督も「しっかり甘い球を捉えられている。開幕に合わせてやってくれている」と全幅の信頼を寄せていた。

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