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尽誠学園・菊地主将“口べた”でも行動で示す 練習量自信に4強超えだ

 3月19日開幕、第92回選抜高校野球大会に出場する中四国勢から、注目選手を紹介。今回は尽誠学園主将の菊地柚内野手(2年)に焦点を当てる。

 実は「しゃべるのがあまり得意ではない」という菊地。「自分の行動を見て周りが動いてくれるのが理想」と、練習態度とチーム一の練習量でチームを引っ張る。“口べた”な分は、ゲームキャプテンの仲村光陽内野手(2年)や副主将の橘孝祐捕手(2年)が積極的にカバー。互いに助け合いながらチームを支える。

 西村太監督(40)も「プレーするのは選手、何人かは監督を超えないと甲子園にはいけないと思っていた。それができる選手」と、全幅の信頼を寄せる。

 試合では無類の勝負強さを発揮する。昨秋の香川県大会準々決勝の藤井戦では、八回のゲッツー直後という嫌な流れの中、勝ち越しの二塁打。続く英明戦でも1点差の八回2死二、三塁で「自分がここで打ってやるという自信があった」と、中前へ逆転の2点適時打を放った。さらに昨秋の公式戦8試合で三振は0。粘り強さも大きな魅力だ。

 重圧のかかる場面で湧いてくる自信は、練習量に裏打ちされる。高校入学時に周囲とのレベルの差を痛感し、自主練習をスタートさせた。これまで体調不良以外の理由で練習を欠かしたことはない。「これまでやってきた練習の積み重ねを自信に変えて、絶対にここで打てるっていう気持ちで打席に入る」と堂々と話した。

 選抜出場決定時には監督、チームメートにも明かさぬまま「尽誠学園は甲子園ベスト4が最高記録なので、その記録を塗り替えたい」と、4強超えを宣言。時に周囲を驚かせる大胆さも持ち合わせる。

 4強超え、さらに練習試合で敗れた中京大中京、大阪桐蔭、星稜など強豪校へ「やり返したい」とリベンジを狙う。背中で引っ張る主将が、闘志を内に秘め、聖地へ乗り込む。

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