DeNA・オースティン “ソト級”打撃力 ラミレス監督も高評価「30発打てる」
「DeNA春季キャンプ」(1日、宜野湾)
DeNAの新外国人、タイラー・オースティン内野手(28)が1日、フリー打撃で実力の片りんをのぞかせた。あえて力を抜き、柵越えは75スイング中6本だったが、逆方向に鋭い打球を連発した。
右翼のレギュラーとして期待されており、守備練習は外野に入った。フリー打撃では力感のないしなやかなフォームで鋭い打球を連発。「メジャーのキャンプでもたまに一日が長い時があるんですが、それが(日本では)毎日という感じ」と苦笑いで振り返った。
ラミレス監督は「インサイド(アウト)から逆方向にいい打球を打つことができていたし、パワーもある。日本の野球にアジャストできれば、25から30本塁打を打てる能力は間違いなくある」と評価。阪神・御子柴スコアラーは「ソトも最初はああいう(ミートがうまい)感じだった。横浜スタジアムだと本塁打になるからね」と警戒を強めた。
指揮官からは「自分のできる範囲で力を出し切って」と助言を受けた助っ人。さらに状態を上げていきそうだ。