日本ハム・清宮 復活へ140メートル超特大弾!柵越え17本

 「日本ハム2軍春季キャンプ」(1日、国頭)

 規格外のパワーは健在だった。昨秋に受けた右肘の手術から復帰を目指す日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が1日、屋外でのフリー打撃を再開。51スイング中、柵越え17本、うち8本を場外にぶち込む圧巻のパフォーマンスを見せつけた。

 スイングを重ねるごとに甲高い打球音もボリュームを増していった。沖縄・国頭村での2軍春季キャンプ初日。心地よい日差しに照らされ、額には充実の汗が浮かぶ。懐かしい感触に、「最高です。めちゃくちゃ気持ち良かった」と口元をほころばせた。

 度肝を抜いたのは推定140メートルの超特大弾だ。舞台となったかいぎんスタジアム国頭は両翼100メートル、中堅122メートルの広さでフェンス後方には約20メートルの高さのバックネットもそびえ立つが、その右翼のバックネットをあっさりと飛越。「風があった」と謙遜しつつも、「あれぐらい飛ぶかなという感じ」と平然と言ってのけた。

 打撃面での不安を払しょくし、完全復活へ大きな一日となったが、気を引き締める。この日は特守をこなしたが通常のスローイングはお預け。それでも「無理はしない。ケガだけは本当にしたくない」とはやる気持ちを抑え、まずは右肘の完治を優先する。じっくりと一歩一歩階段を上っていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス