張本勲氏 急逝の高木守道さんを悼む「プロ野球史80年のベストナインに選びますよ」

 野球解説者の張本勲氏(79)が19日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」で、17日に急性心不全のため78歳で死去した元中日の高木守道さんを追悼した。

 張本氏は「縁があるんですよ、私。彼が監督の時に4~5回、バッティングコーチ、臨時でね、行ったんですよ。アメリカまで一緒に行ってキャンプをしました」と回想。

 「ほとんどしゃべらない無口な人。だけど日本男児。義理堅いしね、筋は通すし」と、その人柄を明かし、「プロ野球史80年近くありますけども、ベストナインを選べと言ったら、セカンドで第一番に私、選びますよ。攻走守、しかもホームランも打てますから。いい選手だったけどねえ…」と、最上級の賛辞を送った。

 「今の時代、85(歳)ぐらいまではね。早すぎるよ」と惜しむ張本氏に、司会の俳優・関口宏が「張さん、いくつですか?」と尋ねると、高木さんより1歳年長の張本氏は「なんぼやったかいな…?」ととぼけていた。

 高木さんはベストナインに7回、ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)に3回選ばれた球界を代表する名二塁手。盗塁王を3回獲得し、市場11人目の2000安打も達成した、攻走守そろった名選手だった。1994年には中日の監督として長嶋茂雄監督率いる巨人と伝説の10・8決戦を指揮。2006年に野球殿堂入りしている。

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