東大・井出監督 阪神・井上コーチの考え指導に生かす!ダウンスイング理論に納得

 東京六大学野球リーグの東大が11日、都内の同大学グラウンドで始動した。昨秋に就任した元中日の井手峻監督(75)は元プロの人脈を活用。阪神・井上一樹打撃コーチ(48)の考えを指導に生かしていく。

 井上打撃コーチとは同じ中日OBであり、昨年1月に野球殿堂入りした権藤博氏(81)を祝う会で野球談義を交わした。新指揮官が気になっていたのは選手たちがアッパースイング気味だった点。30歳近く年下の後輩にも率直な意見を請うた。

 「『(ボールに)当たる前から(アッパーで)いくのはよくないんじゃないですか』と言われた」と、返答はダウンスイングの勧めだった。猛虎に注入される打撃理論に井手監督も納得。42連敗中の母校再建へ今後も交友関係を役立てる。

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