東大卒の日本ハム・宮台 中学生に夢授業「目標を明確に」「お手本を見つける」

 先生を務める宮台
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 日本ハム・宮台康平投手(24)が18日、神奈川県大和市立つきみ野中学校で実施された「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」に先生役として参加。2年6組の生徒38人に自身の経験を伝えた。

 体育館でのレクリエーションを終えると、教室に戻って、東大法学部卒のプロ野球選手による“夢の授業”がスタート。重要なポイントを「目標を明確に」「お手本を見つける」と2つ掲げ、少年少女に熱く語りかけた。

 甲子園出場を目標に臨んだ湘南高校3年夏は地区大会3回戦で敗退。左腕は「東京六大学リーグで甲子園に出たやつらと戦いたい」と奮い立ち、今度は東大合格を目標に設定した。すぐさま1日12時間の猛勉強を開始。移動中の電車では英単語帳を開き、授業の20分前には席に座って教科書を読み、予習した。

 見事合格を勝ち取ると、投手としての実力も少しずつ向上。大学3年時には、日米大学野球選手権大会の大学日本代表メンバーに選出。現中日・柳や阪神・大山らプロを目指す先輩選手の雰囲気を肌で感じ、幼い頃から描いていたプロ野球選手という夢が、より現実的な目標に変わった。

 「才能で勝負をするというより、努力をしてその才能がある人たちに追いつく。今の自分の目標は1軍で勝つということですね」

 東大出身で1軍の勝利投手となれば67年の井手(中日)以来、53年ぶり。来季こそ節目の1勝をつかみ取る。

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