元広島・川口和久氏(60)が15日、都内で開かれたプロ野球経験者が高校、大学の指導者になるための学生野球資格回復研修会の全日程を終えた。受講者125人に修了証が交付され、資格回復に前進。日本高野連・田名部和裕理事(73)ら学生野球側もレジェンドの力に期待した。
川口氏は、地元・鳥取への寄与を誓った。母校の鳥取城北も来春センバツ出場が確実。米田哲也氏(元阪急)、小林繁氏(元阪神)ら好投手を多く輩出する土壌が故郷にはあり「鳥取を出て何も貢献していない。プロで習ったことを少しでも伝えられたら。少しでも力になりたい」と意欲を口にした。