報徳学園前監督・永田氏、日大三島監督に就任へ「前向きに力尽くしたい」

 高校野球の今夏のU18ワールドカップ(W杯)で高校日本代表を率いた報徳学園(兵庫)の前監督、永田裕治氏(56)が来春から日大三島(静岡)で指導者となることが5日、明らかになった。永田氏は17年春に報徳学園監督を勇退。その後は同校に保健体育教諭として籍を置きながら、高校日本代表を指揮していた。

 永田氏は報徳学園の外野手として金村義明(元近鉄など)らと1981年夏に全国制覇。母校の監督として2002年センバツで優勝し、17年春に勇退した。国際大会での経験も豊富で04年AAA世界野球選手権、05年AAAアジア野球選手権で高校日本代表のコーチを務めた。昨年からは高校日本代表監督として、18年U18アジア選手権3位、19年U18W杯は5位。日本高野連の技術・振興委員も務めている。

 日大三島は春夏計2度の甲子園出場で、84年春の1勝のみ。その後は甲子園から遠ざかっている。野球部の強化を目指しており、実績のある永田氏を招へいしたと見られる。

 永田氏は来春から保健体育科の教諭に就任し、同時に監督に就任する可能性が高い。永田氏はデイリースポーツの取材に「今の監督さんがおられるので何も言えないが、もし求めていただけるなら、前向きに力を尽くしたい」と語った。

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