巨人 新助っ人野手パーラ獲得発表「すべてを巨人軍にささげる」
巨人は20日、新外国人選手として米大リーグのナショナルズからFAとなっていたヘラルド・パーラ外野手と来季の契約を結ぶことで合意したと発表した。
パーラはベネズエラ出身、32歳の左打者。09年にダイヤモンドバックスでデビューし、11、13年にはゴールド・グラブ賞も受賞。その後はブリュワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツでプレー。今年5月からナショナルズに移籍し、89試合の出場で8本塁打、42打点をマークし、プレーオフ進出に貢献した。
童謡「ベイビー・シャーク」を打席への登場曲に採用して人気を集め、ムードメーカーとしてもワールドシリーズ初制覇に貢献した。
パーラは「歴史と伝統のある読売巨人軍の一員になれることを誇りに思います。レベルの高い日本のプロ野球でプレーすることは、自分の能力を高める機会ととらえています。これまでの経験と知識のすべてを、巨人軍にささげるつもりです。ファンのため、チームのために常にエネルギッシュなプレーを心がけ、チームの勝利に貢献します」とコメントした。