巨人・宮本コーチ 直江に“肉まん投法”ススメ「汚いフォームでもいい」

 巨人の宮本和知投手チーフコーチ(55)が16日、高卒1年目の直江に“肉まん投法”のススメを説いた。直江は14日に行われたソフトバンクとの練習試合(サンマリン)で2回4失点。首脳陣の期待に応えられず、反省の言葉を口にしていた。

 そんな右腕に同コーチは「きれいなフォームで、きれいなボールを投げるのは求めていない。汚いフォームでもいい」とアドバイス。アウトを取れるボールを投げること、投手としての原点に立ち返る重要さを力説した。

 ズバリ、投球のイメージは肉まんだ。「きれいに一つ一つ丁寧に、おやきを作る感じじゃない。肉まんになればいい」。焼き餅などとも呼ばれる右腕の出身地・長野県の郷土料理を引き合いに出して説明した。

 求めるのは繊細さより、思いきりの良さだ。小ぎれいにまとまらずとも、不格好でも中身が伴えば良い。この日、ブルペンで71球を投じた直江。宮本コーチのユニークな助言を受け、いつもよりのびのびと投げていた。

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