巨人・原監督が提言のセDH制導入案 「身にしみて認識」も理事会では議論されず
プロ野球のセ・リーグは11日、都内で理事会を開き、リーグの「盛り上げ策」などについて議論した。
ただ、巨人・原辰徳監督がリーグの強化策のひとつとして提案しているDH制の導入については議題に上がらず、正式な議論は見送り。セ理事長の広島・鈴木清明球団本部長は「DHそのものの議論はしていません。セ・リーグでいろんなことをして盛り上げていこうという議論はしました」と話すにとどめた。
巨人・山岸均連盟担当も、具体的な議論について明言せず。「かなり前向きな話でいろんなことをやりながら、冠スポンサーにもついていただいてどんどん盛り上げてという、そういう話にはなりました」とだけ話した。
原監督はソフトバンクとの日本シリーズで4連敗を喫した後、「DH制で相当、差をつけられている」とセパの実力差に危機感を募らせ、DH制の導入について「使うべき」と提案。山岸連盟担当は「ひとつの球団としては、監督のおっしゃっていることは身にしみて認識しています。監督も今年のシリーズだけでなく、夏もお話されている。それは私としてはしっかりお話をされたんだなと、いうことでおります」と語った。
DH制については近年もリーグで議論を重ねられてきたが、セ・パの色分けや戦術面などの醍醐味(だいごみ)が失われるなどの声もあって、実現には至っていない。指揮官は「そういう部分というのは果たして何をもって、立ち止まっている、あるいは守っているのか。やっぱりレギュラーは増えたほうがファン、少年たちだっていいと思うしね」と訴えている。
