中大が逆転で完全V達成!来秋ドラフト候補・牧が決勝打

 「東都大学野球、中大5-4東洋大」(24日、神宮球場)

 すでに04年秋以来30季ぶりとなるリーグ制覇を決めている中大が逆転で東洋大を下し、連勝で勝ち点を5とした。これで対戦全チームから勝ち点を獲得する完全優勝。勢いに乗って11月15日開幕の明治神宮大会へと挑む。

 試合を決めたのは頼れる主砲だった。同点で迎えた九回1死三塁のチャンスで、打席には4番・牧秀悟内野手(3年・松本第一)。「初球からどんどん振ろう」と積極性を体現し、内角に来た直球を完璧に捉えた。

 逆風にも負けないフェンス直撃の決勝適時二塁打で今季14打点目を挙げ、仕事を果たした。五回無死満塁のチャンスでは相手失策に救われたが、三塁への平凡なゴロ。最後の打席まで無安打から、ここ一番で仕留めるところが4番らしい。

 今夏の侍ジャパン大学代表でも主軸を務めるなど、早くも来秋ドラフト候補として注目を集める。次なる戦いは神宮大会。自身として中学以来となる全国舞台でも「チャンスで出たらランナーをかえすだけ」と役割に徹する。

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